観光

食べる・買う・遊ぶの、道頓堀!

グリコの看板などによって象徴される道頓堀は、大阪・ミナミの代表的な繁華街。道頓堀の名は、慶長17年(1612)に私財をなげうって川を開削した安井道頓(やすい・どうとん)の名前に由来。その後、幕府の都市計画によって道頓堀の南側に大坂中の芝居小屋が集められ、47軒の水茶屋が許可されて長らく日本の芝居の本場として栄えました。

芝居に大勢の人が集まってくると、食べ物屋も自然に繁盛した。現在、芝居小屋は戎橋近くの松竹座だけが残っているが、飲食店は道頓堀通りの北側にさまざまなジャンルの店が軒を連ね、一年中賑わいを見せています。また近年では、川面の遊歩道・とんぼりリバーウオークも人気を集めています。

道頓堀といえば、ひときわ目立つ巨大な看板。来たことはなくても、テレビや雑誌で見たことのある方は多いと思います。

道頓堀川をのぞき込むように立つ、大きく手を広げる『グリコ』の看板。2014年秋、6代目としてLED映像でリニューアルしました。その他にもかに、いか、たこ、牛までも・・・、立体造形の巨大看板は道頓堀のエネルギッシュなパワーを象徴しています。

「チン・ドン」と鐘と太鼓をならす「くいだおれ太郎」は、みんなが一緒に記念撮影をしたくなる人気者。「二度付けあかん」と唸る串カツ店のオヤジなど、喜怒哀楽さまざまな表情で皆さんを迎えてくれます。道頓堀はまるで人形のテーマパークのよう。ぜひ、カメラを持って遊びに来てください。

道頓堀と言えば、川沿いにあるディスカウント店 ドン・キホーテの観覧車が約10年ぶりに営業を再開しました。観覧車の営業再開を求める声が多数寄せられたことから、約2億5000万円をかけてリニューアルしました。

道頓堀でひときわ存在感を放つドンキの観覧車。よく見るの円形タイプではなく、建物の壁面に沿って回る世界初の楕円形観覧車です。高さは77.4メートルです。

中心には商売繁盛の神様であるえべっさんと、ドンキのキャラクター青いペンギンのドンペン。

【えびすタワー】
住 所 〒542-0084  大阪府大阪市中央区宗右衛門町7-13
電 話 06-4708-1411
営 業 11:00~23:00 (最終乗車22時45分)
定休日 月曜日(月曜が祝日の場合は翌日振替)
料 金 大人600円/1人
アクセス 地下鉄「なんば駅」14番出口より徒歩5分