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生誕160年記念「グランマ・モーゼス展」素敵な100年人生

モーゼスおばあさん(グランマ・モーゼス)の相性で親しまれ、アメリカ人ならだれもが知る国民的画家、アンナ・メアリー・ロバートソン・モーゼス(1860-1961)の世界感に触れられる展覧会が大阪のあべのハルカス美術館で開催中!
”モーゼスおばあさん”が描く幸せの風景とはどのようなものなのでしょうか。
自然や素朴な暮らしを愛し、たくましく誠実に、素敵な100年を生きたモーゼスおばあさんの世界を紹介します。


庭で絵を描くグランマ・モーゼス1946年 写真:Ifor Thomas(ギャラリー・セント・エティエンヌ、ニューヨーク寄託)
80歳で初めて古典、100歳まで描き続けたアンナ・メアリー・ロバートソン・モーゼス。101歳で亡くなる年まで1,600点以上の作品を描き続けました。
『人生は自分で作りあげるもの。これまでも、これからも』ーグランマ・モーゼス

この展覧会は日本でのグランマ・モーゼスの個展としては2005年以来に開催されるものとなります。世界がふたたび大きな動揺に見舞われている今だからこそ、モーゼスの生き方に触れる事で励まされるのではないでしょうか。今回の展示作品は希望の想いを込めて選ばれています。
展示構成をご紹介します。
第1章『アンナ・メアリー・ロバートソン・モーゼス』
グランマ・モーゼスの人物像を紹介。

窓越しに見たフージック谷 1946年 個人蔵(ギャラリー・セント・エティエンヌ、ニューヨーク寄託)

窓越しに見たフージック谷 1946年 個人蔵(ギャラリー・セント・エティエンヌ、ニューヨーク寄託)

第2章『仕事と幸せと』
モーゼスが描く家族や村の人々との素朴な日常の暮らしを紹介。

村の結婚式 1951年 ベニントン美術館蔵

第3章『季節ごとのお祝い』 毎日ほとんど変化がないけれど、季節だけは移ろうと、村の人々は季節の微妙な変化を大切にし、季節ごとの特別な行事がありました。

シュガリング・オフ 1955年 個人蔵(ギャラリー・セント・エンティンヌ、ニューヨーク寄託)

第4章『美しき世界』 自然とは、変わらない美しさと、過酷な仕打ちをすることもあるものとし人間が理解と敬意をもって自然と接することで恵を与えてくれる存在であると、モーゼスは自然の静と動どちらにも敬意を表しています。

美しき世界 1948年 個人蔵(ギャラリー・セント・エティエンヌ、ニューヨーク寄託)

美しき世界 1948年 個人蔵(ギャラリー・セント・エティエンヌ、ニューヨーク寄託)

これらの4部構成となっており、このほか愛用品や資料もご覧いただけます。モーゼスの温かい世界観に触れて穏やかな時間を過ごしてみませんか?

開催場所 あべのハルカス美術館
開館時間 6月1日以降
月:10:00~18:00
火~金10:00~20:00(最終入館が閉館の30分前まで)
土日:休館(6月20日まで)
変更がある場合がございますので、最新情報をご確認ください。
開催期間 2021年4月27日(火)~6月27日(日)
料金 一般1,500円、大高生1,100円、中小生500円
アクセス 【電車】近鉄阿部野橋駅、地下鉄・JR天王寺駅、または阪堺上町線天王寺駅前駅からすぐ
ホームぺージ https://www.grandma-moses.jp/

写真引用元:公式ホームページ
グランマ・モーゼス展Facebook
あべのハルカス美術館